藤枝 俊之
本を読むと、色んな気持ちが心の中にわきでてくると思います。知らないことを知るとわくわくするかもしれません。楽しい気持ちになるかもしれません。つらい気持ちや悲しい気持ちになるかもしれません。本を通じて色んな気持ちを感じとり、現在・未来を生きる心の糧になればと願っています。
私たちの『いのち』は何万年も昔から親から子へと伝えられ、そして今、ここにあります。
私たち一人ひとりの『いのち』は宇宙にたった一つしかありません。ほかの人には決して変わることの出来ない、かけがえのないものです。
『いのち』は儚いものです。一度失ってしまうと、もう取り戻すことは出来ません。命にはリセットボタンなんてないのです。
『いのち』は決して一人だけのものではありません。この世に生きる人間や動物・植物、この世のすべての命は共に支えあって生きています。
私たちは、みなさんにいつまでも『いのち』の大切さを分かっていてほしい、一度きりの人生を輝いて生きていて欲しいと願っています。「輝き文庫」の本が、みんなが幸せに生きていくためのお手伝いになれば、私たちにとっても幸せです。
本を選ぶにあたっては各学校の先生方に協力していただいています。先生、本当にありがとうございます。
最後に、みなさんが本を通して心に感じた気持ちを伝えあうことで幸せの輪が広がり、この世の中がもっとステキになっていくことを心から願っています。